タランティーノの2010年ベスト

Quentin Tarantino's Surprising Choices for Best Films of 2010

1. Toy Story 3 (トイ・ストーリー3)
2. The Social Network (ソーシャル・ネットワーク)
3. Animal Kingdom
4. I Am Love
5. Tangled (塔の上のラプンツェル)
6. True Grit (トゥルー・グリット)
7. The Town (ザ・タウン)
8. Greenberg
9. Cyrus
10. Enter the Void (エンター・ザ・ボイド)
11. Kick-Ass (キック・アス)
12. Knight and Day (ナイト&デイ)
13. Get Him to the Greek
14. The Fighter
15. The King's Speech (英国王のスピーチ)
16. The Kids Are All Right (キッズ・オールライト)
17. How to Train Your Dragon (ヒックとドラゴン)
18. Robin Hood (ロビン・フッド)
19. Amer
20. Jackass 3-D (ジャッカス3D)


タランティーノはモテであり乙女である」と主張したのはわたしのマイミク&フォロワーさんでしたが、それがまちがいないことをあらためて確認できるセレクト。4位の「I Am Love」は父権の強いイタリア家庭に嫁いだロシア女性の心の解放を描いているとのこと。ポスターも予告編もうつくしい。衣装(ジル・サンダー!)も音楽もいいし、料理のなまめかしい撮りかたは「イングロリアス・バスターズ」のシュトゥルーデル(りんごのパイ)と共通するものがありますね。祈・日本公開。

5位はなんと「塔の上のラプンツェル」!わたしも3月の公開がたのしみです。

すばらしいのは12位に「ナイト&デイ」18位に「ロビン・フッド」が入っていること!「ロビン・フッド」についてはきのう書いたので割愛しますが、「ナイト&デイ」は近年の女子映画の潮流においてとても重要な1本だと思っているのでうれしいな。そのほか目下オスカーレースをにぎわせている作品や、青春ノワールの予感がする3位、いかにもアフター「キル・ビル」な11位(わたしは乗れなかったのですが)、フレンチ・ホラーの19位などバランスのとれた20本だと思います。参考にしよう!