「ロビン・フッド」


駅伝が終わってからTOHOシネマズ日劇で2011年の映画初め!監督リドリー・スコット×主演ラッセル・クロウの「グラディエーター」コンビによる伝説の英雄がなぜ無法者の汚名を着せられたかを描いたロビン・フッド前日譚。挙国一致のカタルシスを思いきり吹き消す結末に今かれを語りなおす意味を見た気がします。またどうすれば女子のハートをつかめるか熟知しているやたらとモテ体質のロビン・フッドで女子のマイミクさんやフォロワーさんがこぞって萌えていた理由がよくわかった。やはりラッセルの声は格別ですね。ケイト・ブランシェットは造形的な骨格がうつくしい、内も外も強さを感じさせる女性。グアテマラ出身のオスカー・アイザックが英国王役というのはどうなんだろうとちらりと思うけれど「シャーロック・ホームズ」「キック・アス」と悪役がつづくマーク・ストロングはすっかり新セクシーハゲにおどり出た感あり(目まわりぜんぶ血流わるそうなところがいい)。

本編のまえに流れるスコットフリーのロゴアニメを観るたびに「ユナイテッド・アローズのCMのひとだ」と思っていたわたしにとって十字軍遠征を描いた本作のエンドロールはジャンルイジ・トッカフォンドという名前をきちんと調べるきっかけになりました。覚えられなさそうだけど・・・

帰りは池袋西武でねぎ塩鶏丼を。もうすこしごはんがかくれるぐらい鶏をのせてほしいなー。でも味はわるくなかったです。