「アンストッパブル」


TOHOシネマズ日劇で観てきました。リドリー・スコットとラッセル・クロウはよく組むけれどトニー・スコットとデンゼル・ワシントンももう何回めだろう。暴走列車に「激突!」のタンクローリーみたいな怪物性を意外と感じなかったり(トニスコはそこまで鉄道オタクでもないのかな、とつぶやいたあとで「サブウェイ・パニック」のリメイク撮っていたことを思い出した。でも未見・・・)たまにスピード感が希薄になる場面があったりなど乗りものパニック映画としてかんぺき!とまではいかないのですが、一方でお仕事映画として観るとすごく好感の持てる作品でした。つらい、しんどい、そのわりにはむくわれない、とついこぼしてしまいつつも自分の仕事にそれなりの思いをもって日々取り組んでおられるかたにこそぜひ観てもらいたいです。けっこう励まされるんじゃないかと思う。そしてわたしは映画のなかの気骨ある女子キャラを観ると無条件にうれしくなってしまうのでこのロザリオ・ドーソンには拍手を贈りたくなった。現場の男たちの「反乱」は彼女なくして成り立たなかったから。気合いを入れるとき髪をぐっとまとめるとかしぐさがいちいちかっこよくて、あれはわたしなんかがやったところで到底サマにならないな・・・。

向かいのピカデリーのチケット売り場はたぶん「ソーシャル・ネットワーク」目当てと思われる行列ができていた。

帰りは丸の内仲通りを歩きながら帰りました。写真はブリックスクエア。こんなにいっぺんにお店見てまわったの一体いつ以来だろうと思うぐらい見まくった!